【第二新卒は人生終了ではない】新卒6か月でやめて転職成功した方法

第二新卒 人生終了 転職

「第二新卒だと本当に人生終了してしまうの?」
「第二新卒でも大手に転職できるか知りたい」
「入社して1年も経っていないけど転職できるか不安」

こんなお悩み抱えていませんか?

結論、第二新卒は人生終了ではありません。

入社して半年もせずに退職した私でも、3つの企業から内定をいただけました。

そんな私が、第二新卒でも人生終了ではない理由をお伝えします。

この記事の内容は以下のとおりです。

  • 第二新卒が人生終了ではない5つの理由
  • 第二新卒が人生終了と言われる3つの理由
  • 第二新卒で内定を獲得した方法7選

この記事を読むと、第二新卒が企業から求められる理由を知ることができ、転職する具体的な方法までわかります。

退職しようか悩んでいるかは、ぜひ最後までお読みください。

第二新卒が人生終了ではない5つの理由

第二新卒

「逃げ癖がつくから3年は働け」なんていう言葉を言われたことがあるのではないでしょうか。

私も退職する前は大変悩みましたが、あの時決断してよかったと心から思えます。

そんな私が、第二新卒が人生終了ではない理由をまとめました。

  1. 人材不足
  2. 3人に1人は3年以内にやめている
  3. 異業種にチャレンジしやすい
  4. 企業側のメリットが多い
  5. 新卒同等の待遇

それぞれ詳しく解説しているので最後までお読みください。

人材不足

日本は少子高齢化が進み、若手の人材不足が続いています。そのため、第二新卒でも求人は多いです。

転職市場は年々拡大しており、2024年の6月転職求人倍率は2.6(1人当たり2.6件の求人)となっています。(※doda求人倍率レポート)

転職市場の中でも特に、コンサル、IT・通信、人材は求職倍率が多いです。

実際にマイナビで「第二新卒歓迎の転職」を検索したところ、21,069件ありました。(2024年10月時点)

マイナビ 第二新卒 転職

少子高齢化の影響により人手不足が続く中で、第二新卒は多くの企業に求められるため、安心して転職活動できるでしょう。

3人に1人は3年以内にやめている

新卒から3年以内3割も退職しているため、今の仕事をやめるのに躊躇しなくても良いかもしれません。

厚生労働省の調査によると就職後3年以内に新規高卒就職者37.0%、新規大卒就職者32.3%の方が退職しています。(※新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況)

大学卒業者でも3割以上の方が3年以内の退職者です。

多くの方が第二新卒の枠で転職しているため、仕事をやめることにマイナスなイメージを持ちすぎなくてもよいといえるでしょう。

新卒同等の待遇

企業側は、第二新卒を即戦力だけでなく、企業の未来を担う存在としても採用しています。

実績や業務経験だけでなくポテンシャルでの採用を考える企業が多いためです。

以下のグラフを見ると、採用選考において第二新卒に対して、経験よりも熱意や意欲の方が重要視されています。

【厚生労働省】若年者雇用を取り巻く現状

私は前職を半年以内に退社したため、実務経験は短かったですが、3社から内定を貰いました。

スキルや経験がなくても「なぜその企業で働くのか」を明確に伝えられれば、転職活動もうまくきます。

異業種にチャレンジしやすい

未経験の分野にも転職しやすいことが第二新卒の特権です。

マイナビの調査によると、第二新卒で経験者・未経験者ともに採用している企業が約30%、未経験者の採用を積極的に行っている企業が約25%となってます。

第二新卒
マイナビ 中途採用状況調査2023年版(2022年実績)

特に求人倍率の高いIT・通信や人材は狙いめです。

  • IT・通信(6.86)
  • 人材サービス(7.79)
  • コンサルティング(7.74)

もともと興味があった業界に転職できるチャンス最後のチャンスかもしれません。

企業側のメリットが多い

企業が第二新卒を獲得するメリットは以下の3つです。

  • 教育コストがかからない
  • 早期入社可能
  • 社風に抵抗感がない

新卒の場合だと入社までに長い時間が空くことで内定を取り消される恐れがあり、なおかつ教育コストも高いです。

一方、第二新卒だとマナー研修などを行う必要もなく、教育コストがかかりません。

また、内定からの入社が早いため意欲が高い人材を確保できるでしょう。

さらに、第二新卒は前職での期間が短いため、社風に抵抗感がなく馴染める可能性が高いです。

企業にとって第二新卒を獲得するメリットが多いため、求人も多くなっています。

第二新卒が人生終了といわれる3つの理由

第二新卒 人生終了

第二新卒で人生が終了しませんが、状況によっては転職活動がうまくいかないケースもあります。

その理由は以下のとおりです。

  • 早期退職のマイナスイメージ
  • 転職先が限られる
  • スキル・経験不足

それぞれ詳しく解説していきます。

早期離職のマイナスイメージ

前職での在籍期間が短いと「またやめないかな」と、マイナスなイメージをもたれることもあります。

そのため、マイナスイメージを払拭するためには、前向きな転職理由を伝えましょう。

私の場合、以下のように伝えていました。

学生時代に1つのことに打ち込んでいて、入社時にギャップを感じた
今やりたいことが見つからないため、選択肢を広げられるスキルや知識を得たい
その点御社なら○○と△△のスキルを身に着けられ、××で貢献できる人材になれると考えています。

なぜそうなってしまったのかを自分なりに言語化し、これからどうしたいかを伝えました。

熱意を持って「御社で働きたい」「こんな風に貢献したい」と伝えたら、内定を獲得できたのでぜひ参考にしてみてください。

転職先が限られる

新卒と比べると第二新卒の転職先が限られるのは事実です。そのため、有名企業への転職の難易度は高くなります。

ただし、転職先が限られるといっても数千社ありますし、あなたにあった企業は必ずあるので安心してください。

自分にあった企業を探すためには、徹底的な自己分析と、自分がどうなりたいのかを明確にする必要があります。

徹底的に自己分析と面接対策をしたら、半年で退職した私でも企業から内定を獲得できました。

転職先が限られてしまいますが、優良企業への転職は可能なので、転職サイトやエージェントを見てみましょう。

 

スキル・経験不足

第二新卒だとスキル・経験不足と思われることもあるため、人生終了なんていわれることもあります。

特に入社して1年未満で退社した方は経験も少ないですし、不安ですよね。

しかし、実際に第二新卒の転職活動で未経験社を積極的に採用している企業も多いので、アピール次第で内定を勝ち取れるか変わります。

私の場合は、未経験でWebマーケティングの会社に内定をもらえたのですが、大学時代に書いていた自分のブログ経験を評価してもらえました。

事務職なら資格を取るのも一つの手ですね。

自分が起こした行動によって評価されるので、まずはつきたい職種にどんなスキルが必要なのかを調べましょう。

第二新卒で内定3社を獲得した方法7選

第二新卒

私が第二新卒で内定3社を獲得した方法を7つ紹介します。

  • 自己分析を行う
  • キャリアプランをつくる
  • 企業分析を行う
  • 成長産業を狙う
  • スキルアップ、資格を取る
  • 口コミサイトを活用する
  • 転職サイト・転職エージェントを活用する

もともとはIT広告の営業職でしたが、未経験の職種を含めて3つ内定を頂きました。

第二新卒で人生詰んだなんて思えないし、転職活動をしてよかったと思っています。(結局フリーランスとして頑張ることにしました!)

それぞれ詳しく解説したので最後までご覧ください。

自己分析を行う

第二新卒で転職活動をする方は必ず自己分析を行いましょう。

自分に合った企業を探すためには、あなたの強みを理解する必要があるためです。

たとえば、これまで学級委員長や部長を務めてきた方は、組織の育成やマネジメントなどで力を発揮できる方もいるでしょう。

このように無意識にあなたがやってしまうことを言語化して、次の会社で生かすイメージを持つことが大切です。

自己分析は、「ストレングスファインダー」や「やりたいことの見つけ方」などを参考にしましょう。

キャリアプランをつくる

これからのあなたがどんな人生を送りたいか決める必要があります。

次の転職先でも同じように早期退職しないためにも、キャリアプランを作成しましょう。

私の場合、簡単なキャリアプランを作成し、そのためのスキルを身に着けられる会社選びをしました。

また、理想の生活から逆算する方法も有効でしょう。

簡単なキャリアプランとあなたの生き方を決めていくことも必要ですね。

企業分析を行う

第二新卒に限らず、優良企業と呼ばれる企業に転職するには、企業分析を行う必要があります。

その理由は、志望動機を作り込むためです。

自分の価値観とマッチしている会社なのか、そして他社にはない強みをもっていて、その会社でなければならない理由を伝える必要があります。

まずは、求人サイトで気になった企業のホームページを見るところから始めましょう。

成長産業を狙う

第二新卒で転職するなら、成長産業を狙うのがおすすめです。

なぜなら、成長産業として働く経験は今後に生きるためです。

たとえば、「テクノロジー✕ 〇〇」みたいな分野がどんどんと出てきているので、IT企業で働いている方は他業界からも求められることになるでしょう。

サイバーエージェントの藤田社長も「就職するのであれば成長産業に身を置くべきである」と言っています。(※新R25「成長産業に身を置くべきだ」)

成長産業は、IT業界、半導体、宇宙開発、農業開発、などがあるので参考にしてみてください。

スキルアップ、資格を取る

転職のために、スキルアップや資格を取ることはおすすめです。

前職でのスキルを生かす方が転職しやすいですし、資格を取っている熱意も企業に伝わります。

企業側は、ポテンシャル採用もしますが、一定の経験や知識があった方が企業側も採用しやすいでしょう。。

私の場合、資格は取っていませんが、ブログを立ち上げ、未経験に毛が生えた程度のスキルを手に入れました。

たとえ小さなスキルだとしても、「今後はもっとこうなりたい」という熱意と行動が伴っていれば、内定獲得は可能です。

特に、未経験の分野にチャレンジしたい方はスキルアップや資格を取りましょう。

口コミサイトを活用する

口コミサイトは、リアルな情報が掲載されているので転職活動の参考にしましょう。

給与、休日日数、人間関係などに不満があり前職を退職された方は特におすすめです。

ただし、最初から待遇面だけを見てしまうと、入ってからのギャップを感じてしまうことがあります。

そのため、自己分析を行った上で参考にしましょう。

待遇面もいくつか優先順位をつけておくのが良さそうですね。

転職サイト・転職エージェントを活用する

転職サイトや転職エージェントはいくつか登録しておきましょう。

転職エージェントは、当たりハズレがあるので最低でも3つは登録することがおすすめです。

私の場合、転職エージェントは3つ登録していました。

正直な話、エージェントさんとは個人の相性もあるのでいくつか登録しておくことで、あなたに合った転職ができます。

私の場合はリクルートエージェント、マイナビジョブ20’s、dodaを使っていたのでぜひ参考にしてみてください。

第二新卒に関するよくある質問

第二新卒 質問

第二新卒で人生は終了しません。

とはいえ、第二新卒が人生終了だと思われている方もいるので、第二新卒に関するよくある質問を以下にまとめました。

それぞれ回答しているのでご覧ください。

第二新卒はいつまで?

第二新卒には明確な定義はなく、一般的に社会人3年未満の方を指します。

高校を卒業して社会人になった方は18〜21歳、大学卒の方は22〜25歳が目安です。

休学、休職経験のある方は面接でその期間何をしていたか伝えられるようにしておくのがベストですね。

第二新卒で大手は無理?

結論から言うと、第二新卒でも大手に内定をもらえます。

私も第二新卒ですが、大手1社から内定をいただけました。

大手にこだわる必要はありませんが、優良な企業でもしっかりと対策すれば内定を勝ち取れます。

第二新卒の転職は甘い?

第二新卒での転職は甘くはないです。

自己分析、面接対策をしっかりと行わなければ、あなたに合った企業には転職は難しいでしょう。

第二新卒だからといって何も考えず転職活動をするのではなく、これからどんな人生にしたいのかを明確にしていくことが大事です。

しっかりと自分に向き合い、企業対策をすると内定をもらえるので甘い考えは捨てましょう。

まとめ:第二新卒は人生終了ではない

第二新卒で人生は終了しません。

なぜなら、求人は多くありますし、企業も積極的に採用しているためです。

私も最初は転職活動に不安でしたが、以下の7つを行ったことで3社から内定を頂きました。

  • 自己分析を行う
  • キャリアプランをつくる
  • 企業分析を行う
  • 成長産業を狙う
  • スキルアップ、資格を取る
  • 口コミサイトを活用する
  • 転職サイト・転職エージェントを活用する

転職で大切なのは、企業や職種にとらわれることなく、どんな人生にして今日からどう生きるか決めることです。

私も人生まだまだこれからなのでともに頑張りましょう。

今回は以上です。

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